更新日 : 03/15/2006
 
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●人権啓発パンフレット


「明るい未来は みんなの力で」

みんなで育てる人権尊重のまち三木市
  

  


 
               それぞれの人権課題をクリックしてください。説明文に移動します。 

             目 次   

                    1 21世紀に生きる  〜一人一人の人権が尊重される社会を実現するために〜 

                   2 部落差別にかかわる人権 〜自ら踏み出す一歩から〜 

                   3 女性の人権    〜ジェンダー 性差を超えて〜

                   4 子どもの人権  〜子どもたちを育む〜 

                   5 高齢者の人権  〜いきいきと生きるために〜 

                   6 障がい者の人権  〜共生する社会へ〜 

                   7 外国人等の人権 〜みんな地球人〜 

                   8 みんなの人権  〜明日の三木市はみんなの力で〜 

                   人権を尊重したまちづくり  

                三木市人権尊重のまちづくり条例


わたしたちが20世紀に学んだことは
平和の大切さとすべての人間は生まれながらにして
自由であり尊厳と権利において平等であるということでした。

20世紀は、また物質文明が
急速に進歩した時代でありました。
しかし、物が豊かになるとともに
心も豊かになったのでしょうか。

「人権の世紀」といわれる21世紀。
わたしたちが人間として大切にされ、
幸せに生きるための諸権利が「人権」なのです。
人が人として、人間らしく
誇りと希望をもって生きていけること。
一人一人の人権が尊重される社会を築くのは、
ほかでもないわたしたち自身です。

人権の尊重される社会の実現に向けて
これまでしてきたこと、できなかったことを
一人一人が見つめ直し、
今からできること、しなければならないことを
一緒に考えてみましょう。


人権を尊重するために
 相手のことを考え、相手を大切にするためには、まず、自分自身を大切にすることのできる人でなくてはなりません。
自分のことをありのまま好きになれることができてこそ、お互いを大切にできるのではないでしょうか。
 


 
-部落差別にかかわる人権-
自ら踏み出す一歩から
これまでに同和問題の解決に向けて、さまざまな取組みがなされ、
生活環境面では、同和地区だけでなく周辺地区も含めた改善が進みました。
一方、教育・啓発を進めてきた今日、
「同和問題はもうわかった」「わたしは差別などしていない」など、
そんな意見をよく聞くことがあります。
しかし、いまだに同和地区に住んでいることや
同和地区の出身者ということだけで、
就職や結婚を断られるという差別が起こっています。
このような不合理な差別をなくしていくためには、他人ごとではなく
みんなが人権を尊重することの大切さを理解し、
行動していくことが大切ではないでしょうか。
例えば、人権の視点から日ごろの暮らしを見直す中で、
「これは差別ではないか」「これは差別につながるのではないか」などと、
お互いに点検し合うことを通じて信頼関係を深めていくことなどです。

差別のない明るく住みよいまちづくりを、
わたしたち一人一人の自発的な意思のもと、
自分にできる「第一歩」を踏み出すことから始めていきましょう。


同和教育と人権教育
 同和問題の解決に向けての取組みの中で、私たちは、女性や障害者、在日外国人などへの差別にも気づき、これらの人権問題を含めた取組みを広げてきた経緯があります。この同和問題解決への取組みは、日本の人権尊重の歴史であるともいえます。
 このことから、人権尊重の教育は、同和教育で培ってきた成果や技能を受け継ぎ、同和問題を重要課題として位置付けながら、さらに発展させていくことが必要でしょう。
 


 
-女性の人権-
ジェンダー
性差を越えて
「男の子だから、男らしく」「女の子だから、しとやかに」
子どものころよく言われ、当たり前のことのように思ってきた
「男らしさ」「女らしさ」。
実は、家庭や社会で「らしさ」を求めているうちに、
それが人としての本来のあり方であるかのように
わたしたちは思い込んでいるのではないのでしょうか?
「男は仕事」「女は家庭」というように性で役割を固定してしまう考え方は、
人それぞれの個性や可能性を制限してしまいます。
最近は、学校で技術・家庭科が男女必修となったり、
これまでの性別を固定的にとらえていた職種に男女の区別なく
就労できるようになってきています。
「女性だから」、「男性だから」ではなく、
共に対等の立場で生きていけるようなまちづくりを進めていきましょう。


ジェンダーとは
 生物学的な性差ではなく、社会的・文化的に作られた男女の差異を意味します。「女のくせに」「男らしく」というのは、人間が固定的な役割分業観によって、作り出されてきたものです。
 


 
-子どもの人権-
子どもたちを育む
わたしたちは日ごろ「子どものくせに」などと
頭ごなしに叱ったりすることはないでしょうか。
子どもは、日々新しいことを吸収し、成長しつつある段階にあります。
ときには、いたずらをして他人に迷惑をかけたりすることもあります。
子どもたち一人一人には個性があり、それぞれに良いところがあります。
その個性を生かすために、わたしたち大人は、子どもの成長のために
何が最も大切かを考え、あたたかく見守る責任があります。
子どもには、教育を受けること、伸び伸びと遊ぶこと、
自由に自分の意見を述べることや表現することが認められています。
そんな子どもたちの人格を大切にし、それぞれの子どもの持つ
「すばらしさ」を尊重していく社会を築いていきましょう。


子どもの権利条約
 1989年国際連合の総会で「児童の権利に関する条約」ができました。この条約は、人種・性・出身地に関係なく18歳未満の子どもを対象に子どもとしての権利や自由を尊重し、子どもに対する保護と援助を促進することをめざしています。日本は平成6年4月からこの条約に参加しています。
  


 
-高齢者の人権-
いきいきと生きるために
日本では、欧米諸国を上回るスピードで高齢化が進んでいます。
人はだれでも、年齢を重ねるとともに体力が衰えたり、
体に障害が起きやすくなります。
若い人から見ると、動作が遅いとか、
何度も同じことを言うとか、気になるときがあるかもしれません。
しかし、「高齢者だから」と行動を制約したり、
仲間はずれにしたりしていないでしょうか?
高齢者は長い道のりを歩んできた人生の先輩です。
長年の間に培ったさまざまな経験と知恵から学ぶことが多くあります。
だれもが年齢に関係なく、自信と誇りを持って
いきいきと生きていくことのできる社会を実現していきましょう。


広がる交流・社会参加の輪
 今、高齢者の社会参加、世代を超えた交流の輪が広まっています。
 公民館では、高齢者が健康で生きがいを持って地域社会で活躍できるよう「高齢者教室」や趣味を生かした各種講座が開催されています。また、公民館文化祭は、日ごろの学習の成果を発表する交流の場となっています。
 一方、学校や地域では、高齢者が子どもたちに「伝承行事」「昔の遊び」などを教えたり、戦争の「体験談」を語り聞かせることを通じて平和の尊さを伝えたりしています。

 
  
 
-障がい者の人権-
共生する社会へ
障がいのある人のことをなんとなく、「かわいそうな人」と
思ってしまうことはないでしょうか?
世の中には、人それぞれに身体的に、また、精神的にさまざまな障がいがあります。
しかしながら、障がい者がありのまま受け入れられるにはまだ不十分な社会です。
本人の能力が正しく評価されなかったり、
働く機会を得られなかったりという例もあります。
障がいのある人たちも、一人の人間として、あらゆる社会の場に参加し、
自分の役割を果たしていきたいと考えています。
だれもが、ともに楽しく元気で暮らしていける共生のまちを築いていきましょう。


ユニバーサルデザイン
 社会生活におけるさまざまなバリア(障壁)をなくそうという「バリアフリー」の考え方が注目されるようになってきました。そして、これを受け継ぎ発展させて生まれたのが、「ユニバーサル(人類共通の、普遍的な)デザイン」という考え方です。つまり、「バリアフリー」は、バリアがあることを前提として、それを取り払っていく考え方ですが、「ユニバーサルデザイン」は、まちづくりや商品デザインに関し、だれもが利用しやすい形や機能を、初めから取り入れておこうとする考え方です。 
※ 代表的な商品の1つとして、「シャンプー」「リンス」の容器がありますがご存知ですか。
 

 
 
-外国人等の人権-
みんな地球人
この地球上には、さまざまな人種や民族があり、いろいろな文化があります。
国際化が進む中、三木市にも現在約700人の外国人が生活しています。
話していることばや髪の毛や肌の色が違ったり、
習慣、宗教が違っていたり……
そんな「違い」を受け入れられないまま在日外国人に対して
偏見の目で見ていないでしょうか。
とりわけ永住権をもって長年日本で暮らしている
「在日」の韓国、朝鮮の人たちの中には、
差別や「いじめ」を避けるために、本名を名のることができない人もいます。
そのことの痛みを自分の問題として考えてみましょう。
また、外国人というだけで心に壁をつくったり、
かかわりを持たないように振舞ったりしていないでしょうか。
これから、ますます国際化が進み、日本に住む外国人が増えてきます。
お互いを認め合いながら、ともに生きる社会を実現していきましょう。
この他にも、アイヌの人々の問題、HIV感染者、ハンセン病患者の問題などもあります。
みんなで共に考えていきましょう。


あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約
 この条約は、1965年12月21日、国際連合の第20回総会で採択され、1969年1月4日に発効しました。日本において発効したのは、30年後の1996年1月14日のことです。
 この条約で、人種差別とは、「人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身者に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他あらゆる公的生活分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するもの」と明記されています。
 そして、締約国は、「人種差別を非難し、また、あらゆる形態の人種差別を撤廃する政策及びあらゆる人種間の理解を促進する政策をすべての適当な方法により遅滞なくとることを約束する」こととなっています。

 
 
-みんなの人権-
明日の三木市はみんなの力で
一人一人の人権が尊重される明るく住みよい社会をつくっていくことは
 わたしたちの願いであり、役割でもあります。

 人はときとして深く考えずに、人を傷つけてしまうことがあります。
 しかし、人は気づき、学ぶことができ、心を育むことができます。

 身近にある差別や人権侵害に気づいていなかったり、
 気づいていても、見て見ぬふりをしていたら、
 いつまでたっても人権の尊重される世の中にはなりません。

 あらゆる差別や人権侵害をなくしていくために、
 自分自身の心の中を見つめ直し、
 偏見や世間体にとらわれる意識がないかを
 振り返ってみることがまず大切です。

 そして一人一人の力を合わせ、
 みんなが幸せを実感できる三木市を築いていきましょう。

 
 

 人権を尊重したまちづくりを進めます  

私たちはさまざまな人とのかかわりの中で、支えられたり、支えあったりして生きています。そのようにお互いの人権を尊重することが、一人一人の命の尊さを学び行動を起すこととなり、共に生きる社会、心豊かなまちづくりの基礎となる人づくりへとつながっていくのです。
 そのような学びを積み重ねていけば、子が親に暴力をふるったり、親が子の命を奪ったりするような悲しい事件はきっと起きないはずです。
 一人一人の人権が尊重される明るく住みよいまちづくりのためには、市民みんなが力を合わせ、人権を尊重する心を育み、日常生活の中から実践する行動を進めましょう。



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